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「お客様にどうしたら満足してもらえるか」を一番に考え、
人気ゲームを次々と世に送り出している株式会社日本一ソフトウェア。
自らもゲームのシナリオ制作をされる新川社長に、
岐阜大学3年天野くん、愛知淑徳大学2年山崎さんがお話を伺いました。

これを読むみなさんは本やテレビ番組、音楽など娯楽というものを制作者
がどういう思い、考えをもってそれをつくっているか気になったことはあ
るだろうか。特に自らの興味のあるものについてはそのような気持ちがあ
ると思う。私はゲームが趣味であるため、ゲームの制作者の気持ちという
のが気になった。今回の取材ではそんなゲームの制作会社の日本一ソフト
ウェアに訪問して、一人のゲームユーザーとして日本一ソフトウェアの魅
力を探る記者として取材を行った。

今回、取材を行った日本一ソフトウェアとはゲームの開発、製造、販売を
行っている会社である。代表作として「魔界戦記ディスガイア」とそのシ
リーズが存在する。今回取材を行った新川社長はそんなディスガイアのシ
ナリオを執筆している人だ。
私は早速、制作者はどのような気持ちをもって制作しているのかたずねた。
社長は、「お客様をいかにして楽しませるかを考えてゲームを制作してい
る」とおっしゃっていた。日本一ソフトウェアの経営理念に
「Entertainment for All」という言葉がある。「Entertainment」
とは「芸」であると社長は考えている。芸とは芸能という言葉があるよう
に音楽や舞台、絵などのように人々の娯楽を意味している。日本一ソフト
ウェアはゲームを見せてお金をいただいている会社である。つまり、私た
ちユーザーをいかにして楽しませるか、お金を払う価値のある芸を提供で
きるかということだ。経営理念にもあるようにこの会社の社長を含めたス
タッフはお客様をいかにして楽しませるかを常に考えてゲームをつくり続
けている。

その考えを裏付けるように、この会社ではゲームのことを「作品」と呼ば
ずに「商品」と呼んでいる。作品とは、絵などの芸術作品のように、作り
手が楽しみ、満足できるもののことである。それとは違い商品とは、テレ
ビやパソコンのようにお客様が満足できるものである。日本一ソフトウェ
アではこの呼び方の徹底をしている。それにより、社員の方々も「自分が
面白い」ではなく、ゲームユーザーをいかにして楽しませるかを考えるよ
うになっている。

これから、日本一ソフトウェアはユーザーをさらに楽しませるために、独
自性を模索してくつもりだ。ありきたりな商品ではユーザーも飽きてしま
うし、大手のゲーム会社と比べると費用もあまりかけられないからである。
しかし一番の理由は、日本一ソフトウェアのファンである人たちの期待値
を、少しでも上回るためである。それにより、日本一ソフトウェアは信頼
のあるブランドとしてこれからもゲームユーザーを楽しませていくであろ
う。

ゲームは、衣食住に関係のない、娯楽であり、生活に潤いを与えるもので
ある。私もその潤いに恩恵を受けている自覚がある。課題が終わったらゲ
ームができると、自分を鼓舞することもある。

ゲームは、作品と呼ばれることが多い。しかし、株式会社日本一ソフトウ
ェアでは、作品と呼ぶことは許されない。作品ではなく商品なのである。
作品は作り手側のものであり、商品は買い手のものだからという考えであ
る。ゲームの作成時も、一個人が面白いと思ったことを基盤に、より多く
の人が面白いと思えるように手を加えていくという。

同社は、「ゲームは作品ではなく商品である」という経営理念を、
「Entertainment for All」に変更した。時代の変化に適応するために
は、ゲームに縛られていてはいけないと考えたからである。もちろん、
「ゲームは商品である」という理念は、設立から20年経つ今も変わってい
ない。

経営理念にも含まれている「エンターテイメント」。同社は、エンターテ
イメントを芸と考えている。また、同社は、FC岐阜の公式スポンサーであ
る。しかし、ただ社名が載っているだけでは面白みに欠けると、同社のマ
スコットキャラクターであり、「魔界戦記ディスガイア」シリーズのキャ
ラクターでもある、プリニーがハーフタイムの応援に現れるなど、常にエ
ンターテイメントを求め続けている。それに加え、同社はゲームばかりに
とらわれていない。エンターテイメントを与えようと、ゲームだけではな
く、プリニークラブと呼ばれるトレーディングカードショップを運営して
いる。まさに、日本一ソフトウェアにしか、できない芸と呼べる。

今後の目標は、基盤であるゲームを補強し、より様々なエンターテイメン
トを提供することだそうだ。「日本一ソフトウェアのゲームはおもしろい」
と信頼を得るために、期待度を常に上回る商品を世に届け続けること、同
社にしか作れないものを作ることが基盤である。

株式会社日本一ソフトウェアのエンターテイメントショーは終わらない。


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