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大切なのは「ヒアリング」。お客様の声をしっかりくみ取り、
心温まる家づくりを続ける森住建・森社長の思いに、
岐阜大学3年天野くん、山口くんが迫りました。

森社長は、はじめにこう語った。「この住宅をつくる業界で一番儲かるの
は、身内数人つまり家業で1~3億稼ぐことである」。それを裏付けるよ
うにほとんどの工務店は家業である。しかし、この森住建は違う。今では、
売上高10億円以上稼ぐ、岐阜県西濃地区で注文住宅施工№1の会社であ
る。
私は、その家業だけでとどめずに企業として成長させたのはなぜか気にな
った。それは、社長のベースにこんな考えがあるからだ。「私は何のため
に生まれたか、私は何をすればいいのか」社長は家業から企業にするとき
にその存在意義を考えた。そこで社長は自らの使命を「社長を10人つく
ること」と考えた。そのためには、「会社を大きくする」「社員が働ける
場を広げていく」「社員を教育していかなければいけない」と考えた。そ
の環境をつくるために深堀していき、最終的に100億円必要であるとい
うビジョンをもった。そうすると家業だけでは無理だと考え会社を大きく
することにした。
まず森社長は「社長を10人作るためには社員を育てなければいけない。
育てるために私は社員それぞれの自己成長の手助けをしなければいけない」
と考えた。自己成長を促すためには少し先のビジョンを持たせ、そのため
の目標を決めそれにむかって頑張らせることが重要である。そのために、
新入社員に10年後にどうしたいというビジョンを明確化させた。そのビ
ジョンを本物にするために、1年後の目標を定め、その1年後の目標を達
成するために3か月後の目標を決めさせた。3か月経ったら社員個人と上
司がその社員の自己分析を行った。そしてそれを踏まえて、さらに3か月
後の目標を決めた。こうすることによって自己成長を促した。次に社長を
10人作るためには会社の規模を大きくして社員の働く場所をつくってい
かなければいけないと考え、岐阜市と大垣市に支店をつくった。次に、社
長の考えやビジョンを共有するために経営計画書を作った。これは社長の
考え、ビジョンや方針だけではなく、社長の今まで培ってきた仕事をやる
うえで重要な考え方などを載せたものである。社員全員に配り毎年更新し
ている。あと社長は自己成長させるためにお客様のリアルな声を社員に聞
かせている。社内にはお客様の要望や考えをお客様自身で書いたシートが
飾ってあった。不平不満、無茶な要望などもあるが感謝の言葉が多く、そ
の感謝の言葉を糧にして社員一人一人ががんばっている。
今の社長の目標は、2020年に岐阜県を中心とした東海4県に15支店
を展開し、売上高100億円を達成することである。その目標に向かい森
住建は日々成長を続けている。

森住建は、岐阜県西濃地区を中心に「心暖まる家づくり」でお客様の思い
描く家づくりをお手伝いしたいと願う会社である。「100人いたら100通
りの幸せが育つ家がある」と森社長がおっしゃるように、森住建ではお客
様のイメージする家づくりを一つひとつ丁寧にヒアリングして、お客様の
暮らしにぴったり合う家をオーダーメイドで作ることを心掛けている。ま
た、リフォームリノベーションでも、お客様が生活するうえでどんなこと
に困っているのか徹底的にヒアリングをして、間取りやキッチン、風呂場
といった基本的なリフォームから耐震など家の性能を根本的に改善する大
規模なリフォームまで幅広く対応している。森社長は「森住建は、特徴が
ないのが特徴である。特徴がないからこそお客様の要望にどこまでも対応
できるのがウチの良さだ」というように、森住建ではお客様一人ひとりに
こだわった家づくりを提供している。

森社長は、森住建のビジョンを明確にすることを大事にしている。自分た
ちのビジョンを明確にすることで、お客様のために自信を持って家づくり
をするためだ。森社長は、社員が活躍する現場づくりのために、2020年に
岐阜を中心とした東海4県に15支店を展開、売上高100億円を目標に掲げ
ている。達成のためには、社員が成長することが必要不可欠なのだそうだ。
毎日、社員の日報をチェックすることはもちろん、3か月ごとに成長シー
トを通して、社員一人ひとりの目標や課題のお互いに確認をするそうだ。
「ほかの人に教えられることが成長できた証」とおっしゃるように、社員
同士で仕事を教えてあげられることが本人にとっても相手にとっても成長
するために大事なことだそうだ。また、お客様の声も一番リアルな声とし
て受け止めているそうだ。自分たちにとって嬉しい声も厳しい声もすべて
ネットで公開することで、自分たちの成長のステップとして必要なものと
してとらえている。

また森住建では、2011年から介護事業に展開している。家族の介護のため
に仕事を辞めざるを得なかった、家族の幸せを願った家なのにローンを払
えなくなりそうだ、といったお客様の声を受けて森社長が少しでも力にな
りたいと思い始めたそうだ。「リフォームをすることで介護に特化させた
家づくりをするだけでなく、そういった施設を作り、地域の方たちに提供
することでコミュニティとしての役割も担いたい」と願うように、森住建
の介護事業はコミュニティづくりにも一役かっている。

森住建では、家づくりではもちろん、介護事業もお客様の声をよくヒアリ
ングしたからこそ始まった。「私たちは未来のものを売る仕事。どれだけ
ヒアリングできるか、どれだけ意図をくみ取れるかによって、不安を解消
できる」と森社長は力強くおしゃっていた。お客様の声をよく聞ける工務
店、それが森住建だ。


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